疑問から選ぶ / 手入れ
全自動コーヒーメーカーの手入れはどこまで自動?
「全自動」でも、手入れを任せられる範囲は製品ごとに違います。自分が日々できそうな作業から、欲しい機能を考えてみましょう。
自動で洗う部位と、自分で片付ける部位を分けて選びましょう。
ミルの自動洗浄、抽出部の清掃、ミルク容器の洗浄は、それぞれ別の工程です。「自動洗浄あり」のひと言から一歩進んで、何を任せられるのかを見ていきます。
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01 / まず淹れ方を選ぶ
豆からドリップ?
エスプレッソやミルクも飲みたい?
飲みたいコーヒーによって、候補となる機器の構成は変わります。先に淹れ方を見てから、手入れを比べると選びやすくなります。
豆からドリップする
ミルで豆を挽き、ドリッパーで抽出する構成です。ミル・ドリッパー・サーバーを、それぞれどう片付けるかを見ます。
ドリップ式の仕組みと製品を見る →豆からエスプレッソを淹れる
抽出部の手入れに加えて、ミルクを使うなら、その経路や容器も見ておきたいところです。飲むメニューと一緒に考えましょう。
エスプレッソ系の構成と製品を見る →02 / 手入れを分ける
「洗ってくれる」のは、どこまで?
抽出を自動にする機能と、使用後に片付ける作業は別です。次の3つに分けると、自分に残る作業が見えてきます。
自動で流して洗う
NC-A58のように、ミルの洗浄を抽出工程に組み込む構成があります。任せられる場所とタイミングが選ぶ手がかりです。
NC-A58の例を見る ↓かすや排水を片付ける
粉やフィルター、かす・排水の受け皿など、片付ける対象は構成によって変わります。いつ、何を捨てるのかを説明書で見ておきましょう。
抽出部と片付けの説明へ →部品を外して手入れする
取り外せても、水洗いできるとは限りません。ミルのブラシ清掃と、ミルク容器の分解洗浄は分けて考えます。
ミルを取り外す例を見る ↓ミルク容器の例を見る ↓
03 / 自分の使い方へ
減らしたいのは、どの作業ですか?
便利な機能の数より、毎日繰り返しても困らない作業かどうか。次の問いを、自分の台所や飲み方に当てはめてみてください。
- ミルクのメニューをよく飲む?
- 抽出部とミルク側の手入れを分けて読みます。自動で流す工程だけでなく、取り外す容器や部品も見ましょう。
- 部品に直接触れて清掃したい?
- 外せる構造か、専用の洗浄プログラムを使う構造か。自分に合う方法と、必要な洗浄剤も選ぶ条件になります。
- 外した部品を洗い、乾かせる?
- シンクまでの動線、洗う部品の大きさ、乾かす場所を考えます。置き場所は本体の寸法に加え、部品を出し入れする空間も見ておきましょう。
ここは使い方を考えるための問いです。洗い方や頻度は、候補の型番の説明書で確かめられます。
04 / 機能と製品をつなぐ
任せたい工程から、製品の例を見る。
ミルの洗浄を組み込む、ミルを取り外す、温かいミルクも作る。異なる構成の3例です。気になるものは仕様と出典を開いて、自分の使い方に合う条件を確かめてください。
ミルの洗浄を、抽出の流れに組み込みたい。
Panasonic / 豆からドリップ
NC-A58
豆挽きから抽出まで、一台で。
豆を挽くところから、蒸らし・ドリップまでを続けて行います。ミルの自動洗浄に加え、使った後に自分で洗う部品も見ておきましょう。
自分がすること豆・水・フィルターを準備します。抽出中のミル洗浄は自動でも、使った粉やフィルターの片付け、部品の手入れは必要です。
飲み方・材料と準備・手入れ・一度の量・本体幅を見る
- 飲み方
- メーカー資料豆を挽き、蒸らしからドリップまで続けて行います。
- 材料と準備
- メーカー資料豆挽きから抽出まで続けて行います。
- 手入れ
- メーカー資料蒸らし前にミルを自動洗浄します。使用後の部品ごとの手入れは別工程です。
- 一度の量
- メーカー資料最大容量545mL/メーカー表記4カップ。
- 本体幅
- メーカー資料本体幅152mm。水容器・バスケットの持ち手を含みません。奥行き・高さと、部品を扱う空間は別に必要です。
自分の使い方に当てはめる
ミルメーカー資料
「自動洗浄」で、片付けも任せられる?
NC-A58は、蒸らしに入る前にミルを自動洗浄します。使用後の部品ごとの手入れは、別の工程です。
自動で洗うのは、抽出工程の中のミルです。
抽出量選ぶ視点
普段のカップで、何杯分?
杯数の表示と、普段使うカップの量を照らし合わせてみましょう。一度に淹れたい量から、使い方を考えられます。
最大容量545mL/メーカー表記4カップ。
仕様・使う条件を見る
- 最大容量
- 545mL / メーカー表記4カップ
- 構成
- ミル内蔵のドリップ
- ミルの洗浄
- 蒸らし前の自動洗浄。使用後の手入れは別工程
- 本体寸法
- 幅15.2 × 奥行27.2 × 高さ34.9cm(水容器・バスケットの持ち手を含まず)
- 前モデルからの変化
- ストロング追加、最大容量は670mLから545mLへ。沸騰浄水・活性炭・ミネラルフィルターは非搭載
ミルの自動洗浄とは別に、使った後の部品ごとの手入れが必要です。
ミルを外して、自分で清掃したい。
自分がすること豆・水・紙を用意します。ミルを外してブラシで清掃し、冷却や取り付けも自分で行います。
飲み方・材料と準備・手入れ・一度の量・本体幅を見る
- 飲み方
- メーカー資料豆から淹れるドリップ。量に応じてドリッパーを使い分けます。
- 材料と準備
- メーカー資料豆挽きから抽出まで続けて行います。
- 手入れ
- メーカー資料ミルを取り外し、付属ブラシで清掃します。清掃前の冷却や着脱は説明書に沿って行います。
- 一度の量
- メーカー資料最大容量900mL/メーカー表記6杯用。
- 本体幅
- メーカー資料本体幅160mm。奥行き・高さと、部品を扱う空間は別に必要です。
自分の使い方に当てはめる
ミルメーカー資料
部品に触れて、手入れしたい?
CM-D465Bは、取り外したミルを付属ブラシで清掃する構造です。着脱とブラシ清掃を、自分が行う作業として考えます。
清掃前の冷却や着脱方法は説明書に沿って。取り外せることと、水洗いできることは別です。
置き場所選ぶ視点
上の空間も使える場所に置ける?
本体が棚に収まるかに加え、ふたを開けたりミルを取り外したりする動きも考えましょう。手入れのたびに本体を動かすかどうかも、置き場所を選ぶ手がかりです。
本体寸法は幅160×奥行335×高さ425mm。作業に必要な空間を含む寸法ではありません。
仕様・使う条件を見る
- 最大容量
- 900mL / メーカー表記6杯用
- 本体寸法
- 幅160 × 奥行335 × 高さ425mm
- 保温
- 抽出後30分
- ドリッパー
- 1〜3杯用 / 4〜6杯用を使い分け
置き場所を考えるときは、本体の寸法に加えて、ふたを開けたりミルを取り外したりする空間も確認しましょう。ミルの連続使用と、清掃前に冷ます条件は別です。
温かいミルクも任せたい。容器の手入れはどうなる?
DeLonghi / 豆から自動抽出・自動温ミルク
ECAM22062B
豆から自動抽出。温かいミルクも本体で。
豆からの抽出と、温かいミルクづくりを本体に任せられます。別の粉を使うときの条件や、ミルクを使った後の手入れも確かめて選びましょう。
自分がすること材料と水を準備します。ミルクを使ったらノズルを洗浄し、一日の終わりにコンテナを分解洗浄します。
飲み方・材料と準備・手入れ・一度の量・本体幅を見る
- 飲み方
- メーカー資料豆からの抽出と、自動の温ミルクに対応します。
- 材料と準備
- メーカー資料豆から自動抽出。別の粉を使う操作もあります。粉使用時は2杯抽出・濃さ変更は不可。粉使用の選択は次回へ保存されません。
- 手入れ
- 確かめたい条件ノズル洗浄と、ミルクコンテナの分解洗浄が必要です。
- 一度の量
- 確かめたい条件一度の出来上がり量は未確認です。
- 本体幅
- 確かめたい条件本体幅は未確認です。
自分の使い方に当てはめる
粉と2杯抽出メーカー資料
粉でも、濃さを変えて2杯淹れたい?
粉を使う場合は、2杯抽出と濃さ変更ができません。粉使用の選択も次回には保存されないため、材料ごとの操作を見ます。
ECAM22062Bの説明書p18にある併用条件です。
ミルクの手入れ選ぶ視点
自動の温ミルクを、毎日使いたい?
ミルクを使う頻度と、片付けの工程を合わせて考えます。ノズルを洗う操作と、一日の終わりのコンテナ分解洗浄は別です。
説明書p20では、ノズル洗浄に加えてコンテナを分解洗浄する手順があります。
仕様・使う条件を見る
- 粉を使う場合
- 2杯抽出・濃さ変更は不可。粉使用の選択は次回に保存されない(説明書p18)
- ミルクの手入れ
- ノズル洗浄に加え、一日の終わりにコンテナを分解洗浄(p20)
粉を使う機能と2杯抽出は、組み合わせて使えるとは限りません。ミルクを使う頻度によって、必要な手入れも変わります。
05 / 気になるところを続けて読む
自分の基準が見えたら、仕組みをもう一歩。
候補がふたつできたら、各製品の「比較候補に選ぶ」から条件を並べられます。決まっていなければ、種類の説明からそのまま読み進められます。